2012年2月6日月曜日

初めての海外。

書くネタがないので、初めての海外体験記を。

初めての海外はロシアでした。極東の街、ハバロフスク。飛行機で2時間と近く、気軽に行けるヨーロッパとして知られています。

ハバロフスクに行ったのは、中学3年の夏休み。「学生派遣」として、故郷の市内から選抜された学生20名ほどでの研修旅行でした。それまで、異国の文化に触れたことのない田舎者の自分にとって、ハバロフスクへの研修旅行はまさに衝撃だったのを覚えています。

日本のものとはスケールの違う川や湿地帯、道路の脇では牛が走っているし、市場では普通に血の滴る豚。現地で触れ合った同世代の学生がとても綺麗だったことも衝撃でした(笑)

有名なレーニン広場やシベリア鉄道、アムール川遊覧にも行くことができました。
しかし何より衝撃だったのは、自分の年齢より若い子どもたちが、物乞いをし、ストリートチルドレンとして過ごしていたことです。公園を歩くと「money! money!」と近づいて付いてくる子どもたち。彼らを見て、複雑な感情を抱かずには居られませんでした。また、ぼったくろうとする乗馬屋?のおっさんや、街中に突如現れる窓ガラスが全部割れているビルなど、日本より貧しいんだなぁと中学生ながらに思った記憶があります。

この研修旅行を通して、異文化を体験・経験することの楽しさを味わうことができたと思います。事前に覚えていったロシア語は、「こんにちは、ありがとう、どういたしまして、はい、いいえ」くらいでした。それでも自分のつたない英語、そしてわずかのロシア語で、英語の通じない市場のおばあさんに値引き交渉をしたり、現地の学生とコミュニケーションを取ったりなど、本当に楽しかったなという記憶があります。

今思えば、この研修旅行をきっかけに、漠然とですが将来は海外で活動してみたいと志すようになったのだと感じています。それにしても、衝撃度の高い旅でした。

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