2013年6月11日火曜日

海外留学生の就職活動。

3月の末から4月末のイースターの間、日本に帰って就職活動をしていました。事前に準備していたこともあり、無事に3社から内定を頂くことができました。

一般的に海外留学生は日本での採用活動の流れに乗ることが難しいと言われています。たとえば、現在の日本ではおそらく12月から企業の説明会などが始まると思いますが、留学生はそれに参加することが極めて困難だと思います。また企業の選考に進んだ場合テストセンターなどで学力試験を受けなければいけない事もあると思いますが、海外にいる場合期日までに受験できないこともしばしばです。自分も何社かはこういう理由によって受けることができませんでした。これらが、留学生にとっての就職活動の難しさだと思います。

逆に、今は企業の海外留学生の採用熱が高まってきているとも言われています。なかには、最終面接以外はすべて電話かスカイプで面接してくれる企業もありますし、わざわざアメリカやイギリスまで出向いてくれる企業もあります。ボストンキャリアフォーラムが一番有名かと思いますが、その他にもロンドンやシドニー、東京でも留学経験者向けのキャリアフォーラムが開催されています。

また、海外留学生向けのエージェントも存在します、わたしは、リクルートの海外留学生向け就活エージェントを利用していましたが、アドバイスやサポートも的確でしたし、非常に使いやすく信頼できるエージェントでした。

海外留学を目指す人の中には、就職活動の事を考えて、少し消極的になっている人も少なくないかも知れません。ですが、僕の個人的な経験からいうと、留学を志した理由や留学生活で成し遂げたことや学んだこと等を明確に伝えることができれば、留学は就職活動にとって絶対にプラスになると思います。これは、国内の学生と留学経験者の双方に言えることだと思いますが、自分のしてきたこと、それと将来成し遂げたいことをきちんとした理由・論理をつけて簡潔に話すこと、これが就職活動において一番大事だと思います。

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