2012年3月27日火曜日

これからの15年が自分の人生を決める。

3月23日に大学の卒業式がありました。式は、学位授与・学長式辞・卒業生代表式辞・来賓祝辞・記念奏楽など約1時間30分程度の式でした。

その式の話を少し。

来賓祝辞でお話をしてくださったのが、卒業生で今は同窓連合会会長の方でした。その方がおっしゃっていたなかで、心に残っている部分を紹介します。(一字一句すべて覚えているわけではないので多少表現が変わっているかもしれません。)

「今は、皆さんも知っている通り情報を得る手段が溢れています。例えば、携帯やパソコンで調べればすぐに情報にアクセスすることができます。しかしいくらそのような技術が発達しようとも一番信頼できる情報は、自分の足で現地に行き、見て聞いて獲得した情報です。そしてもう1つ信頼できる情報が、皆さんの信頼できる仲間・友人・知人があなたのためを思って提供してくれた情報です。そういう重要な情報を提供してくれるような、信頼できる仲間・友人・知人をこれからたくさん作っていってください。会社が違う・業界が違うということは関係ありません。あなたが本当に信頼できる仲間を多く作ってください。」

「これからの15年間が、その先の生き方・人生を決めてしまいます。これからの15年間に多くの経験を積んでください。経験とはすなわち能力です。どのような経験でもかまいません。とにかく経験を積むこと。それが皆さんの能力につながります。」

これから自分たちはそれぞれの道を歩みます。大企業に就職する人、中小企業に就職する人、ベンチャーに就職する人、起業する人、もう一度就職活動をするために就職浪人をする人、海外で就職活動を行う人、国内大学院に進学する人、海外大学院に進学する人。おそらくそれぞれの道にそれぞれの困難が待っていることだろうと思います。

進む道は違えど、そこで得た経験が今後の自分の人生にプラスになるように、プラスにできるように懸命に生きていこうと思いました。

最後に、自分が高校生の頃読んだ何かの本に書かれてあった文章を。

「これから先生きていれば、自分が積み上げてきたものが、音を立てて崩れたり誰かに壊されたりすることがあるだろう。そうしたらまた最初から積み上げればいい。今までと同じようにこつこつと。そして今度は壊れないように、しっかりと気持ちを込めて。」

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